昨年漢検5級が受かったので小学生範囲の漢字学習にひとまずの区切りがつきました。最近書いてなくて忘れている漢字もあるとは思いますが、見たことない意味もわからない漢字はないはず。学校での学習で振り返って思い出してもらったら良いかなと考えています。
長かった漢字演習をここで終わらせて、後は復習程度に細々続けておけばいいなと母は考えていましたが、たろすけが合格した喜びからか、「まだやりたい!」と前向きだったので続けることにしました。

もっとできる気がする!やりたい!
書ける漢字が増えれば、語彙力も表現力もつくかと思うので、やる気があるうちは応援しようと思います。
中学生、漢字ドリルが少ない問題
小学生までの漢字学習では、各学年毎に習う漢字が収録されたドリルが豊富でしたので教材に困りませんでした。ちなみに我が家では、1周目は毎日のドリル、2周目はリーダードリル、漢検直前の確認では徹底反復を使用していました。
出版社 : ナガセ (2018/7/1)
発売日 : 2018/7/1
言語 : 日本語
単行本 : 144ページ

出版社 : 小学館 (2018/9/5)
発売日 : 2018/9/5
言語 : 日本語
ムック : 128ページ

ところが、中学生の漢字ドリルをいくつか見てみると、書き取りや読みなどいわゆる問題集はあるのですが、一文字一文字練習できるタイプのドリルが見つけられない…!
というのも、中学校の学習指導要領の中で各学年で学ぶ漢字の範囲は明確ではなさそうで、中3までに常用漢字2136文字のうち、小学範囲(1026文字)を除いた漢字を大体学ぶ、中1ならその内の300〜400文字、みたいな感じでしか定められていないようなのです。そして中学で習う漢字は『読めればいい』ようで、書きについては小学校で習う漢字が確実に書ければOKなようです。高校で常用漢字全ての読み書きが備わればいいようです。しかし、漢検では書きも求められるので、書きを疎かにする訳にはいきません。
4級以降の学習で使っている教材
色々見てみた結果、我が家では以下のようなラインナップで対策していくことにしました。
1. 漢検漢字学習ステップ 2級まであり
漢検に出題される漢字が明確にわかる公式の『漢検漢字学習ステップ』シリーズに取り組むことにしました。漢検に直結した問題も収録されているので演習に良いです。
出版社 : 日本漢字能力検定協会; 改訂四版 (2020/2/25)
発売日 : 2020/2/25
言語 : 日本語
単行本 : 244ページ

2. 深谷式 中学生 漢字学習ノート 2級まであり
ステップには一文字ずつ練習するようなページがないので、もう一冊別に『深谷式 中学生 漢字学習ノート』シリーズ(2級まであり)も取り入れました。この問題集は常用外の読み方が書かれていたり、調べ物学習の練習になりそうな問題が掲載されていたりと面白い構成です。
出版社 : 偕成社 (2022/2/19)
発売日 : 2022/2/19
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 119ページ

3. 漢検分野別問題集 2級まであり
演習が足りないので更に漢検の問題に近い公式の『分野別問題集』シリーズも取り入れています。
4. 中学重要漢字おぼえるカード 準2級相当漢字まで収録
覚えきれていない漢字を潰すためにカード(準2級相当925文字収録)も利用しています。暗記帳的にリングに通して勉強するのは大変なので、厚紙でホルダーを作って10枚ずつ一覧できるようにしています。裏の問題をメインに利用しています。漢字をマスの大きめなノートに書いて形の細部を確認、という感じに使っています。
学習計画
漢字学習ノート(漢字を知る)→ステップ(演習)→分野別(演習)→漢字カード(確認)という流れで進めています。この後は前の級同様に過去問をひたすら解く予定です。4級からはマーク形式の問題も出てきます。字を書くのがあんまり好きではないたろすけには朗報なようです。
現在は、分野別が春休み中には終わるかな?という漢字の進捗で、並行して漢字カードでの確認作業も進めています。書き順や部首も合わせて再確認しています。
これまでと勝手が違う取り組みなので上手く事が運べば良いな、と思ってます。過去問の出来次第でもう少し対策検討することもあるかもなぁ。
幸いにもたろすけのやる気はあるので、教材の準備諸々は頑張らないと
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