前回の記事でパソコンを導入した話を書きました。
そもそも、なぜ我が家で子ども専用のパソコンを購入したか。たろすけの場合、これまでデジタル機器との関わりはiPadくらいしかありませんでした。小学校に入ったらプログラミングするとかオンライン授業とか色々話も聞くので、少し仕組みを理解をしておいた方が良いかなという気楽な気持ちから就学前の余裕のある今、導入を進めました。
あと、私自身が仕事でプログラミングをしていたのと、夫も事務職ながらシステム関連の仕事が増えてきたこともあり、パソコン操作やプログラミングを知ってて損はないだろうという考えもあります。

たろすけのパソコンセット
プログラミングというかScratchなのですが、たろすけはとても楽しんでいて、本を見て真似して作って遊んで、改造して遊んで、を繰り返しているようです。ほったらかしにすると何時間でもやろうとするので、一時間経ったら外に出すなど目を休める活動に一応切り替えさせています。
最初に渡した本は少し難しかったのか、何個かゲームを作ったきりになってしまい、次第に他の人が作ったゲームで遊ぶことしかしなくなってしまいましたが、レベルにあったものを渡したら自分で読んで進められるようになりました。教材選びは大事ですね。
でも、手順が多いプログラムや他の人が作ったものを見ることで、こんなことができるようになるんだ、という目標にもなったと思うので、それはそれで導入には必要な時間だったかもしれません。
なおパソコン導入前のたろすけのプログラミングスキルとしては、iPadのScratchJr版では結構遊んでいてプロックの使い方などある程度理解があるようです。なのでScratchの操作は違和感なくスムーズに受け入れたようでした。
教材
手に取った書籍
出版社 : 技術評論社 (2020/9/16)
発売日 : 2020/9/16
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 320ページ

最初に一押しの本から紹介。『スクラッチプログラミング事例大全集』です。
小さなプログラムが100例紹介されていて、Scratchで何ができるのかが見通せます。それぞれのスプライト(オブジェクト)にどんなプログラムを作ればいいのかがわかりやすく、真似しやすく改造しやすいようです。解説も充実してるので、この部分はどういう意味でプログラムされてるのか学んでいけると思います。
ちなみにたろすけ自身が「この本いいよ!」と本屋で数あるScratch本の中から見つけておねだりしてきました。母も内容を確認してスモールステップでいいなと思ったので購入。現在たろすけはこの本に載っているプログラムを試して一人で楽しんでます。
サンプルデータがダウンロードできるのもおすすめポイント。
出版社 : 創元社 (2020/4/28)
発売日 : 2020/4/28
言語 : 日本語
単行本 : 224ページ

初めに買った本はこちら。シリーズがいくつかあります。
収録されているゲームも面白そうで、楽しい雰囲気のページ構成なのでワクワク感はあります。が、初めに読む本ではなかった。プログラムを作りながら辿っていくのが少し難しいです。それでも出来上がるプログラムがやっぱり面白いので、つまづいたところを助けつつ何個か作ってみて達成感は得られたようです。度々眺め読みしては、次に作るゲームのイメージを作っているようです。
出版社 : オライリージャパン (2019/12/19)
発売日 : 2019/12/19
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 104ページ

オライリーのシールに惹かれて買ってしまったのだけど、ちょっと使い方が難しく、我が家では全然使いこなせてません。手順が丁寧すぎる感じがします。まったくプログラミングが初めてならこのくらい噛み砕かれていた方が良いのかも。
その他の教材
NHKの『Why!?プログラミング』をたまに観ていてScratchへの興味を持ちました。番組内容も面白く、エラーをどう直していくか?という番組の作りがプログラミングに向き合う姿勢を学ぶのにもとても良いように思います。

パソコンの使い方など
我が家で導入したパソコンはタッチパネル式なので指で操作することも可能になっているのですが、いざパソコンを使い始めるといちいち腕を浮かせるのが大変なのか、マウス操作も覚えてきました。初めはうまく扱えないとあまり使ってなかったのですが、慣れですね。
タイピングは片手でポチポチが基本。一応タイピング練習のアプリも導入して少しずつ練習させています。私自身も正しいフォームでタイピングしていないのであまり教えられないのですが…覚えておいた方がやっぱり早いし手も疲れないですよね…。↓『Typing Land』というアプリで練習しています。

文字を入力する時にローマ字入力するのですが、既に五十音のローマ字変換が結構できている! 小3の国語教材や小学生の英語ドリルでローマ字の学習が出てくるのですが、「今はいいや」と飛ばしてきていたので基本的にはまだ未学習の状態。おそらく英語でフォニックスを学習した際に音とアルファベットが結びついたことである程度推測できているんだと思います。小さい文字とかまだ馴染んでない入力もあるので、少しずつマスターできたらと思います。
もともと「なになにマシン」みたいな想像上の機械を考えるのが好きなたろすけ。プログラミングを知ることで、自分の夢のマシンがこんな風に処理していったら実現できるかも?という感触を少しでも実感できたらいいな、などと思います。
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