たろすけが入園するまではよくしていた読み聞かせ、ここのところ全然しなくなってしまいました。
読んで欲しいなと思ってもなかなか手に取らない本なんかは読み聞かせしてあげよう、と読み始めるのですが、読んでもらうのがまどろっこしいのか途中から「自分で読む」と取り上げられてしまいます。
そんなたろすけでも毎晩のように聴いているのがオーディオブック、いわゆる朗読CDです。寝る前に読書をしていますが、消灯してからはオーディオブックを聞くのが日課です。深夜に寝ぼけて起きてしまった時も、「おはなしはどうしたんだー!」と母に迫ってきます。
収集しているオーディオブック
我が家で聴いているオーディオブックは、ほぼパンローリングという会社が運営している『でじじ』というオーディオブック販売サイトで発行されているものです。1つのパッケージの中に収録されているお話が豊富で、長い間楽しめるのが魅力の一つです。
通常のCD版の他に、mp3が収録されたデータCDも販売されています。データCDなのでプレイヤーなどで聞けない場合もあるようですが、PCに入れてスマホに転送する、というような聴き方をする方には安価で大量にお話の音源が手に入るのでオススメです。CDから一々読み込まなくても、下に紹介するパッケージにはダウンロードシリアルキーが同梱されていて、サイトからmp3をダウンロードすることもできます。
私はほとんどAmazon.co.jpでCD(データCD含む)を購入していますが、AmazonではAudible版が用意されている物も多く、そちらもCD版に比べると安価です。
これまで聴いてきたおはなし
昔話・童話
初めに購入したむかし話シリーズは、0歳の頃からずーっと聴いていますが、たろすけはまだまだ飽きていません。
この3つで、昔話や童話についてはかなり詳しくなれると思います。定番のものから、知らなかったものまで、様々なお話が楽しめます。
神話・全集
ジャンル別にお話が集められたCDもあります。我が家では神話やアラビアンナイトなどにハマっている時期があったので、これらもよく聴いていました。
日本文学
短いお話が集中して聴けるようになってからは、少しずつ日本文学のオーディオブックも聴くようになりました。新美南吉や小川未明のお話は、低学年向けの国語ドリルの題材に度々出てきました。その都度、たろすけが「これ知ってる」と言っていたので、耳からでも記憶に定着するものだなと思いました。有名な作品は目にすることが多いですが、なかなか短編までは読みきれないので、隙間時間に耳で読むのはオススメです。
古典
なかなか手に取り難い古典文学。耳で聞くと効果音などで臨場感があるのか興味を持つようになりました。
その興味に乗じて、ちょうどいつか読ませようと収集していた『少年少女古典文学館』の里見八犬伝や今昔物語なども読んでいました。
オーディオブックおすすめです!
たろすけは年齢の割には言葉の使い方で間違いが少なく、比較的語彙が豊富だと感じます。本をよく読んでいるというのも理由の一つだと思いますが、この0歳から続いているお話を聴く習慣も影響しているように感じます。
また、様々な物語を知ることで世界を広げることができるのが読書の魅力の一つですが、オーディオブックでも同じような効果が得られているように感じます。例えば、たろすけが民話や伝承、怪談なども熱心に読んでいるのは、ずっと聴いてきた昔話から得た知見があるからだと思います。本での読書とオーディオブックで良い相乗効果をもたらしています。
その他ありがたく感じているのが、何か状況を説明する力をつけるのにも役立っていることです。「誰がどうして、結果どうなった」のように物語を意識させて話を促すとよく話してくれるので、幼稚園での出来事やたろすけの感情についての理解につながります。
何より、大人も楽しめるのが良いです! 私自身も寝る前の習慣になっていて、退屈せず夜を過ごせます。これからも色々なジャンルのオーディオブックを集めたいです😃
ちなみに、iPhoneユーザーの私のオーディオブック管理はデフォルトの『ブック』アプリに任せています。iTunesで音楽を入れる要領で読み込みを行い、アルバムの情報を編集する際に、メディアの種類を「オーディオブック」に設定すると、『ブック』アプリで聴けるようになります。続きを保持してくれたり、音声スピードを変更できたりするので重宝しています。
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