こんにちは、とりさんです。
先日、オオスカシバの幼虫が土に潜った話をしました。

ちょうど壁側に潜って、少し外からも覗けるような感じで繭を作り出していたので、サナギになるのを楽しみにしていました。
が、丸3日経っても蛹化していない。隙間から様子を伺うと赤茶色っぽく変化していた体の色も元の緑色に戻っているようでした。
生きてる…?
気になって、土を少しはらって見てみると、幼虫の姿のまま身体が萎んで動かなくなっていました…。ふっくらしていた体が細くなっていました。
前回拾ったベニスズメガは蛹化した後、黒くなって蛆が涌いて死んでしまってました。おそらく、幼虫の段階で寄生されていたのではないかと思われます。
今回は、食欲も旺盛で、糞もよく出していたので元気そうにしていたのに…。蛹化自体が失敗しており、体を見回しても虫が付いている様子は見られませんでした。
一つ思い当たることといえば、毎日入れていたクチナシの枝が夜の段階でほとんど食べられていたのですが、次の朝入れようと思ってそのままにしてしまいました。その朝にクチナシを入れ、食べ始めたもののすぐに食べなくなり、午前中には色が変わり始めていました。
蛹化の前は食べ物を食べなくなるようですが、もしかすると食料がなくなったので、時期が早いのに蛹化の準備を始めてしまったのかも…。そして蛹化できるエネルギーが蓄えられてないまま繭を作り出して、いざ蛹になろうって時に力尽きたのではないかと考えました。

もっと潤沢にクチナシ入れてあげたらよかった…オオスカシバ…
ベニスズメガの蛹がやられてしまい、落ち込んでいるところに、庭にやってきたオオスカシバの幼虫。たろすけと一緒に喜んでいたのに、まさかまたこんな結果になるなんて…。
再び、たろすけと一緒に庭のクチナシの根元に埋葬しました。ベニスズメガの体はぶどうの木の根元…。
スカちゃんと呼んで可愛がっていた母の姿を見ていたので、また落ち込んでいる私に、たろすけはかなり気を使って励ましてくれました。

スカちゃんがいなくなって悲しい…。

またきっと、いろんな幼虫が庭に遊びにきてくれるよ。そしたら次こそ元気に育てようね。
なお、クチナシは元気に育ってます。葉っぱには何かの卵らしき丸い小さい粒が付いていたりします。また可愛い訪問者がきてくれることを祈りつつ、植木を大事に育てます。
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